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地方企業に短時間で確かな変化を─DX顧問のリアルを聞く

— フルリモートで地方から「短時間で確かな変化」を起こすDXコンサルの仕事とは

地方移住やリモートワークを通じて、自分のDX経験を地域に役立てたい―。

そんな新しい働き方「DX顧問」を広げているのが、ワークスマイルラボが運営する「一般社団法人中小企業働き方支援協会」です。

実際に首都圏から地方に移住し、DX顧問として活躍している木場さんは、マーケティングや業務改善の経験を武器に“短時間で確かな変化”を届けています。今回は、その取り組みや暮らしについてインタビューしました。

コロナ禍がもたらした転機

木場さんは、かつて首都圏でDX関連の仕事に携わっていました。忙しく働くなかで、ふと「どこで働くか」を見直すきっかけになったのがコロナ禍でした。

「コロナになってから仕事が全部リモートになり、働く場所は自宅でなくてもよいと気づきました。そこで“暮らしをどう選ぶか”という発想が生まれたんです」

ちょうどその頃出会ったのが、一般社団法人中小企業働き方支援協会の、地方企業とリモートでつながり、DX顧問として支援する業務委託の仕事でした。

移住の決断と暮らしの豊かさ

首都圏を離れ、地方へ移住した背景には、家族の未来も見据えた選択がありました。現在は岡山に拠点を置く一般社団法人中小企業働き方支援協会にリモートで関わりながら、新しい土地での生活を続けています。

「首都圏でなくても、自分の力を発揮できる場所はある。それなら、暮らしから学べる豊かな土地を選んだ方がいいと思いました。地域が地方創生に本気で取り組んでいる姿勢を見て、ここで暮らしながら働くことはとても価値のある選択だと感じました」

移動に追われることなく、地域と調和しながら働ける。実際に住んでみても不便はほとんどなく、自然の中で暮らすことが心身のゆとりにつながっています。これから子どもを育てていく環境としても理想的だと感じています。 そうした生活基盤があるからこそ、仕事にもより集中できています。

DX顧問の仕事とは?

木場さんが担うのは、地方中小企業の「社外DX顧問」としての役割です。スポット支援ではなく、経営者の隣に座るように伴走しながら、業務改善やデジタル活用を支えます。

「大手のSaaSをそのまま入れても規模に合わないことが多い。取引先がアナログなら“うちだけDX”は進まない。結局、Excelやスプレッドシートで自由に最適化した方が早い場合も多いんです。私はもともと、新しいツールを入れるよりも、手元にある仕組みを工夫して成果を出すことを得意としてきました。実際にその強みが、ツール導入が難しい地方企業の現場でも役立ち、成果につながっています」

さらに、DX顧問の大きな特徴は「短時間で成果を出せる」ことです。

「例えば1時間で業務フローを整理し、次の日からすぐ現場が楽になる。そうすれば、時給が割高であっても、会社にとっては十分にプラスになります。逆に顧問側も“長時間働かなくても価値を出せる”ので、お互いにとって無理のない関係が成り立つんです」

信頼が支える関係性

地域の経営者にとって、都市部や大規模な環境で培ったDXスキルを持つ人材に伴走してもらえることは大きな安心につながります。
「経験豊富な人に見てもらえること自体がありがたいと感じていただいています。わざわざありがとうございます、と丁重に迎えていただける。これはワークスマイルラボ(一般社団法人中小企業働き方支援協会)と地域企業様との信頼関係がしっかりあるからこそ、だと思います」

顧問として求められるのは、単なる知識提供ではなく、相手の立場に立ち「わかりやすく伝え、納得してもらうこと」です。そこに信頼が積み重なり、確かな変化が生まれていきます。

地方DXの難しさと面白さ

もちろん簡単なことばかりではありません。DXを進めたいのは経営者ですが、社員は現状に満足している場合も多いのです。

「社長は経営のためにDXを進めたい。でも社員さんは“今のままで十分”と思っていることが多い。だから必要なのは、現場の風土を理解し、心地よく馴染むプランを立てること。DXの知識もそうですが、人への歩み寄りの姿勢が一番大事なんです」

知識やツールの正しさを押し付けるのではなく、“翻訳”して届ける。その調整こそが地方DXの面白さだと木場さんはいいます。

DX顧問に興味のある方へのメッセージ

では、この仕事に関心を持つ人材に求められるものは何でしょうか。

「大きな組織や都市部の企業で培った経験を持つ方なら、技術的には十分自信を持ってよいと思います。必要なのは会社の風土に歩み寄る姿勢です―効率化やセオリーを押し付けるのではなく、相手に安心してもらえる翻訳力を持つこと。それがあれば、地域でも必ず力を発揮できるはずです。」

今後のビジョン

支援を重ねる中で、課題の共通点も見えてきました。

「地方中小の課題は似ている部分も多い。A社で得た解決策をB社に活かすことで、より質の高い支援ができる。ワークスマイルラボ(一般社団法人中小企業働き方支援協会)が地方DXで日本一の会社になる、その姿に貢献していきたいと思います」

おわりに

“DX顧問”という働き方は、都市部で培ったスキルを地域に活かし、同時に自分自身の暮らしを豊かにする新しい選択肢です。

「これまでの経験を地域のために役立てることは、自分の暮らしをより豊かにすることにもつながると思います」

あなたも、自分の経験を地方の未来に活かしてみませんか?
興味を持たれた方は、ぜひ採用情報をご覧ください。地方の企業と共に歩み、変化をつくる仲間をお待ちしています。

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